2004年06月14日

ロンドンの「TUBE」は首を挟む

「TUBE」といっても歌手の話ではなくて、ロンドン地下鉄のことを通称「TUBE」と呼びます。
かつて工事の際に少しでも穴を掘る断面積を小さくするために丸く彫ったので、電車も丸い形をしているのがその所以だそうです。
ですが丸っこい形のため、ドアのそばに背の高い人がうっかり立つと、首だけ挟まれそうになるので注意しましょう。

また、トンネルが電車の大きさぴったりに作ってあるので、万が一電車が動けなくなっても外に出ることは出来ないそうです。
え!? ではどうするかって?
「ロンドン交通局」によると、そのときは運転席あるいは最後尾の非常口から前後に出るのだそうです。
そんな思いはしたくないものですが・・・

ところでロンドンに住んでた人は必ずと言っていいほどこの地下鉄ネタの話をせずにはいられないようです。
それほど強烈なインパクトを持った乗り物といっていいでしょう。
なにが凄いかと言われると枚挙に暇がないのですが、とりあえず思いつくままに挙げてみます。

まず殆ど遅れない日がない。
しかもその理由というのが滅茶苦茶です。
掲示板にはよく「パワー不足で遅れています」などと書いてあったりします。
いったい何なのでしょうか。パワー不足って。

また工事による運休も非常に多いです。
もちろん日本でも少し前の中央線のように工事で遅れることもありますが、そんなものの比ではないのです。

たとえば僕が普段使っている路線のセントラルラインにクイーンズウェイという駅がありますが、この駅は先日エレベータが故障したために1ヶ月間閉鎖になってしまいました。

クイーンズウェイといえばまあまあの繁華街で、東京で言えば下北沢のような雰囲気のところです。
井の頭線の下北沢が1ヶ月閉鎖になってしまうようなもの。それもエレベータの故障のためだけで。

最後に分岐の話をひとつ。
ロンドンの地下鉄はあちこちで分岐しているので、知らずに乗ると思わぬところに行ってしまうことがあります。
東京で言えば丸の内線の「中野坂上」とか有楽町線の「小竹向原」みたいな感じですが、ロンドンではもっと複雑怪奇で、一度「分岐」した路線がまた途中で「合流」して、その後再び「分岐」する、なんてものまであったりして、少々頭が混乱します。

さて、そんな路線では駅に必ず次の列車の「行き先」が電光掲示されていますが、注意しなければならないのは、これが電車の車体に表示されている「行き先」と違ってる!、なんてことがままあるのです。
そんなケースでは、車体の行き先のほうが正しいケースが殆どなので、そちらを信じましょう。

しかし、まだ安心してはいけない。

そういった路線では分岐する駅で大抵「この電車は○○行きです」なんてアナウンスが入るのですが、このアナウンスがまた表示の行き先と違っていたりする。
そんな場合はアナウンスのほうを信じましょう。

ところが、ひどいときには降りた瞬間「行き先を変更します」なんてアナウンスが再度入ったりすることもあります。
あわてて電車に戻ろうとしたのですが、時すでに遅し。
目の前でドアが閉じられ、唖然とする僕を残して電車は去っていったのでした。
(;_;)




posted by fumifumi at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ☆英国生活ことはじめ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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