2004年06月18日

パブで盛り上がる英国流サッカー観戦


今朝のイギリス各紙一面は、昨日のEURO2004スイス戦の勝利を伝え、「OVER THE ROON」などの見出しが躍っていました(これは2ゴールを決めたルーニー選手とMOONのもじりですね)。

これでイングランドはフランス戦のショッキングな敗戦から息を吹き返し、同日にフランス対クロアチア戦が引き分けに終わったことも幸いして、第3戦のクロアチア戦は引き分けでもベスト8に進める状況になりました。

さて、パブについては先日の日記でも取り上げましたが、イギリスのパブには「飲み屋」であること以外にもう一つ大きな役割があります。
それが、「パブリック・ビューイング」

日本でも最近は「スポーツバー」なんてものが現れてきましたが、ロンドンには本当にこれが多い!
「各通りに一つは最低でもなければならない」、という法律でもあるのかと思われるほど。

多くのパブはTVスクリーンを備えていて、入り口にその日の放映番組の案内が掲示してあります。
この掲示は、パブによってポスターだったり、黒板だったりします。
最近ではもっぱらEURO2004ですね。
みんなで集まって楽しく見ています(やや殺気立ってるけど)。

ところで、英国人が家でサッカーを見ずに、パブで見るのにはもう一つ理由があります。
国際戦についてはたいてい地上波でも見れるのですが、実は国内のプレミアリーグは衛星放送のスカイスポーツに加入しなければ一切見ることが出来ないのです。

これは日本でいえば「プロ野球」が地上波でまったく見れないようなもので、実は大変なことなんじゃないかと思うのですが、イギリス人は物分りがよいのか、それともよっぽどパブが好きなのか、ともかくあきもせず黙々とパブに通います。
ひょっとするとこれがパブに行く良い口実になっているのかもしれません。
ていうか、決定的なことを言ってしまうと、そもそもイギリス人にはパブ以外には娯楽が無いのです。
(ああ、言ってしまった・・・。)

また、最近では好景気の影響もあってプレミアリーグのチケットが高騰し、最低価格の席でも定価で6000円くらいしますから、日本における1500円程度のJリーグとは比較になりません。

それでもほぼ全試合が満員になり、人気カードのチケットを確保するのは今や至難のわざ。

そんなわけで、パブは貧乏なサッカーファンにとっての最後の味方なのでありました。




posted by fumifumi at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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