2004年06月19日

ライアンエアーはなぜ0.49ポンドで飛べるのか

近年、北米やヨーロッパでは「格安系航空会社」と呼ばれる新興キャリアが急速にシェアを伸ばしていることをご存知の方も多いと思います。

中でも、ロンドンを本拠地とする(本社はアイルランドですが)ライアンエアーは、自他共にみとめる世界最大の格安系航空会社として、すでに確固たる地位を築いたといってよいでしょう。

さて、どれだけ安いのか、百聞は一見にしかず。
まずは実感していただくためにオフィシャルウェブサイトの本日付の料金表の中から一部をご紹介しますね。

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ロンドン(スタンステッド空港)発

英国内
デリー(ロンドンデリー) 0.99ポンド(約199円)
ソールズベリ 0.99ポンド(約199円)

オランダ
アイントホーフェン  0.99ポンド(約199円)

ドイツ
デュッセルドルフ   0.99ポンド(約199円)
バーデンーカールスルーエ 0.99ポンド(約199円)
フランクフルト(ハーン) 0.99ポンド(約199円)

イタリア
ベローナ(ブレシア) 0.99ポンド(約199円)
ミラノ(ベルガモ) 0.99ポンド(約199円)
トリノ 0.99ポンド(約199円)
ジェノヴァ 0.99ポンド(約199円)

ノルウェー
オスロ(トープ) 0.99ポンド(約199円)

フランス
トゥール 0.99ポンド(約199円)
ランス 0.99ポンド(約199円)

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衝撃的ですね。

こんな具合で、まだまだ続くのですが、桁を二つくらい間違えたんじゃないか、と思いたくなるような値段です。
時期によっては、0.49ポンド(約99円)で出ているときもあります。
まあ、どっちでももはや大して変わりませんが。

また、閑散期のキャンペーンの際には「FREE!」(無料)、なんてのも、恒例になってしまいました。
もはや会社を挙げた渾身のギャグ、ともいえます。

もちろん、これはあくまでも早めに予約した場合の料金ですが、2ヶ月も前に予約すれば、ほぼこの値段で取れるでしょう。
実際には税金、空港使用料が2000円程度加算されてしまいますが、それでも激安であることにいささかの揺らぎもありません。

僕も実際に利用したことがあるのですが、こうした格安系航空会社のコスト削減策は徹底しています。

例えばほぼすべての格安系航空会社は主要空港(ロンドンで言えばヒースロー、ガトウィック、シティ空港)を使わず、使用料金の安い不便な第二、第三空港(ロンドンではスタンステッド、ルートン)を使います。

スタンステッドといえば、ロンドンから北に約50キロ。ロンドンとは名ばかりの、地理的にはもうケンブリッジのほうが近いんじゃないか、というあたり。

これなどはまだ良いほうで、ドイツ、フランクフルトのハーン空港などは、市の中心部から130キロも離れた山の中で、ライアンエアーがこれを「フランクフルト(ハーン)」と表記したことをめぐって裁判沙汰になっているほどです。

さて、ライアンエアーがベースとするロンドン・スタンステッド空港の出発エリアの免税品店の様子。
僕はもっと辺境な、たとえば岩手の花巻空港のような空港を想像していたのですが、実際に行ってみると少なくとも伊丹空港レベルの意外と大きな空港でした。

でもこれだけ安いと、「ちゃんと飛べるのだろうか、途中で燃料が足りなくなって落ちちゃったりしないだろうか」、と誰もが不安になるかと思います。
(ならないか。)

そこで、ライアンエアー搭乗体験記を書こうと思っているのですが、雰囲気を盛り上げつつ、なんと次回につづくのでありました。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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