2004年06月28日

ドイツの温泉体験その2

「フリードリッヒ浴場」は、バーデン・バーデンの町の中心部にあり、もうひとつの温泉スパ、「カラカラテルメ」とも隣り合っているので、とても便利なロケーションにあります。

こちらの浴場は、古代ローマ式の入浴法にのっとったコース制となっており、1番〜16番まで、番号にしたがって、浴槽やらサウナやらを順番に巡る、という方式になっています。

入場料は3時間で21ユーロ(約2700円)。
ただしマッサージをつけると3時間半で29ユーロ(約3800円)のコースになります。

ぼくは、裸でマッサージを受けるとなんだかくすぐったくて変な気分になりそうなので、マッサージなしのコースにしました。

ここで入場カードをもらい、2階の入場ゲートへ。
階段を上ると右手に男性用、左手に女性用の入り口があります。
もちろん僕は右へ。

ゲートをくぐると更衣室。
この更衣室は面白い作りになっていて、言葉で説明しにくいのですが、各個室に扉が2つずつ付いていて、一方が入場ゲート側、他方がロッカーおよび浴場側に向いています。
したがって、入った扉と反対側の扉を開けて出ればオーケー。
ちなみにこの浴場は裸で入る決まりになっていますので、ここですべて服を脱ぎます。

ロッカーは、扉の内側に入場カードを差し込んで扉を閉めると、鍵をかけることができるようになっています。

そして書かれた順路に従い進むと、いよいよコースの「1番」にたどり着きます。

1番 シャワー 5分
まず、係の人から巨大な白シーツを渡されます。
これは体を拭いたり、あとでサウナのベッドに敷いたりするのに使います。
さっそくシャワーを浴びて、体を拭く。
ここは、コースと言うより、とりあえず体を洗い流すためのもの、といった感じ。

2番 サウナ54度 15分
これは面白いです。
薄暗い石造りの天井の高い部屋がサウナになっているのですが、ここに木製のベッドがたくさん並べてあり、これに先ほどもらったシーツを敷いて仰向けに寝るのです。
まさにミイラがたくさん並んでる、という光景にしか見えないのですが、そんな中、自分もミイラの一員に加わることになります。

3番 サウナ68度 5分
これも2番と同じような形式ですが、唯一違うのは、こちらはさらに暑い。
「猫舌」ならぬ「ネコ肌」の僕にはちょっとつらい・・・。

4番 飲水 1分
これは蛇口があって、水を飲むだけ。
どうってことないです。
硫黄くさい、なんてこともなくてミネラルウォーターみたいな感じ。

5番 マッサージ 8分
これは、僕はパスしましたが、やっている人の様子を見ると、台の上に乗せられて、たわしを持ったおじさんが体をこすったりしてました。
まさに「まな板の上の鯉」、みたいな状態。
止めといてよかったかも!?

6番 飲水 1分
ここでもまた水を飲みます。
飲んだら次へ。

7番 スチームサウナ45度 10分
これは温泉が壁から滝のように伝って流れる横に、石造りの台が並べてあり、そこに座るようになっています。
ちょっと温泉ぽいにおいがしました。
なかなか雰囲気があります。

8番 スチームサウナ48度 5分
これは7番の隣にあって、ちょっと温度が高いくらいで、あとは7番と似たような作りになっています。

9番 浴槽36度 10分
ここからいよいよ湯船へ。
ここはちょっとぬるいけど、人並みはずれた「ネコ肌」の僕にはちょうど良いくらいです。

この浴槽は妙に深くて、小柄な人は背が届かないかも。
端が階段になっているのでそこに腰掛けるか、浴槽の縁にしがみついてぷかぷかと浮かんで過ごします。のーんびり。
ステンドグラスや彫刻、壁画に囲まれてゆったりと過ごすと、気分はすっかり「古代ローマ人」です(!?)。

10番 浴槽34度 15分
こちらはジャグジーが付いていて、浅いのでゆったり座ってくつろげます。
ここでぼんやりと過ごすのは最高です。

11番 浴槽28度 5分 
ここがこの浴場のシンボルとも言うべき直径10メートルほどの円形の浴槽。
高ーいドームになっていて日も差し込み、彫刻や壁細工、大理石の円柱など、幻想的な空間です。
もうほとんど「泳げ」と言っているような浴槽で、みんな思い思いに走ったり泳いだりしていました。
僕も思わず平泳ぎで15往復もしたところ、肩をひねって痛めてしまいました(泳ぎすぎ)。
また、なぜか反時計回りに必死な形相で何週も走り続ける、変な日本人のオバサン3人組もいました・・・。

12番 シャワー 8分
ここで浴槽は終わって、再びシャワーで体を洗い流します。

13番 浴槽18度 8分
これは死ぬほど冷たい。
こんなところに8分も入れて殺す気か!、ということでつま先だけ入れただけであきらめて、次へ向かいました。

14番 タオル 4分
ここで、暖かな巨大タオルが渡されます。なぜか最初に渡されたシーツと同じですが。
これで体を拭きます。
こんなものまでコースの数の中に入れるなんて、ただ数を稼いでるだけなんではないかと・・・。

15番 クリームサービス 8分
これは、ココナッツなどの香りのクリームが置いてあり、それを体に塗る、というもの。
でもぼくはアレルギー体質なのでパスして次へ。

16番 休憩室 30分
いよいよ最後。
ここもなかなか面白い空間です。
薄暗い大きな円形の部屋の中で、シーツと毛布にくるまってベッドに横たわります。
ぐーぐーと、寝ている人もいる。
ほかほかと温まってなかなかいい気分。

というところで一通り終了です。

ちなみに火曜〜日曜は、9番から11番までが混浴になりますのでご注意を。

また、まもなく改修工事が始まるため一度閉鎖され、7月中旬に再オープンするとのことです。
どんな姿に生まれ変わるのか、楽しみですね。
ぜひまた行きたい所です。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(2) | TrackBack(0) | ◎世界あちこち旅行記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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