2004年08月31日

イギリスのマネキン

ロンドンでショッピングをしていて、ずっと不思議に思っていたことがあります。
それは、ウィンドウに飾られているマネキンが、なんだか日本に比べて妙にリアル、というか、セクシーで生々しい感じがするのです。

なんでかなあ、日本人よりスタイルがいいからかなあ、なんてぼんやり思っていた筆者ですが、ついにその謎が解き明かされました。

と言っても自分で解き明かしたのでなく、いつも素敵なロンドン日記を書かれているCheichiさんの日記 を見て、はじめて気付いたのですが・・・(←にぶい)。

実はイギリスのマネキンの殆どには、下の写真のように乳首がついていたのです。

マネキンと乳首

理由は定かではありませんが、たしかに夏にロンドンの街を歩いていると、ノーブラで乳首の形が透けている女性をよく見かけます。
また、イギリスのブラはカップが日本ほど厚くなく、形が透けやすいという話も耳にしました(なんでそんなことまで知っているのだ・・・)。

したがって、この乳首つきマネキンも、実態に即したものと言えるのかもしれません。

さて乳首と言えば、先のBBCのアテネオリンピック中継でも、乳首をめぐるちょっとした騒動があったことを、大衆タブロイド紙「デイリー・ミラー」(オンライン版 )が伝えていました。

同紙によると、BBCの解説を務める往年の女子水泳名選手、シャロン・デイビス氏(41)が、同局の生中継中に、たびたびノーブラ姿で画面に登場。
ところが、「気が散るじゃないか!」という視聴者からの一部の苦情をうけて、同局は肩から下を写さないようカメラマンに命じたそうです。

ところが、こんどは当のデイビス氏がこれに激怒。

「アテネの34度の猛暑の中で、下着をつけろだなんて完全に馬鹿げていますわ。男性だって薄着をしているのに、女性には認めないだなんて、性差別主義以外の何物でもありませんわね。」

と、同紙のインタビューに答えています。

確かに、写真を見る限り、41歳とは思えない抜群のプロポーションで、視聴者の気が散るのも分かる気がしますが、この程度の薄着の女性はロンドンの街にはいくらでもいそうなのも確かで、判断が難しいところです。
ただ、やはりNHKのように、国営放送であるBBCも少々お堅い傾向があるのかもしれませんね。

ちなみに、明日からスウェーデンの学会に行くので、今日は2日分まとめて更新しましたが、次の更新は週末までお休みします。
ただし、再入国を拒否されなければの話だけど・・・(汗)。



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2004年08月30日

気になる女性のサイズ

スターバックスというと、もちろんアメリカ・シアトルが発祥ですが、実はロンドンも、下の写真のように、少なくとも東京以上にスターバックスだらけです。

ロンドンのスタバ

ただ、一番小さいカフェ・ラテのトールサイズが1.79ポンド(約360円)と、料金の方は日本よりやや高めなのですが、なにせ筆者は自他共に認めるコーヒー中毒なので、しょっちゅう利用しています。

また、家の近所の店舗だけかもしれませんが、なぜか新聞各紙が置いてあって無料で読むことができるので、毎週日曜日はここでカプチーノを飲みながら、まったりと新聞各紙を読む、というのが、もっぱらの習慣になってしまいました(すっかりイギリス人化してるかもしれない。ははは。)

ということで、前置きはこの辺にしておいて、昨日のサンデータイムズに載っていた面白い記事が今日の本題です。

日本では、若い女性の美容意識の高まりから、やせすぎの女性が増えていることが社会問題化していますが、イギリスはまったく正反対の傾向にあることが「The National Sizing Survey」による調査の結果、明らかになったそうです。

この調査は1万人以上を対象にし、16歳以上の男女の平均値を計ったもので、調べたのは身長、体重、バスト、ウェスト、ヒップの各サイズ。

気になる現代の英国人女性の平均値はというと、まず身長が64.5インチ(約161センチ)と、意外と高くない。
これは、1951年の調査結果である平均63インチ(約158センチ)を若干上回っているものの、意外と変化していないと言えるでしょう。

しかし、仰天したのは体重でした。
いわゆる「砂時計型」の体型がもてはやされていた51年は、平均体重は9ストーン10ポンド(約62キロ)。
それでも日本人の感覚からしたら、そんなに極端に細くはないですね。

それが、最新の調査では、10ストーン3.5ポンド(約65キロ)にまで増加しています。

つまり、この50年余りで身長が3センチ伸びたのに対し、体重も3キロ増加していて、明らかに「ぽっちゃり型」の体型に変化してきていることが示唆されます。

また、これがもう一つ意味するのは、平均的なイギリス人女性は、身長が僕より10センチほど低く、逆に体重は5キロほど重い、ということ。
むむむ。

ちなみに、スリーサイズの平均は、バスト38.5インチ(約96センチ)、ウエスト34インチ(約85センチ)、ヒップ40.5インチ(約101センチ)とのこと。

うーん。ウエスト85センチ・・・。
ちょっと頭がくらくらしてきました。

確かに、街を行き交う人をみても、若い人には時々スタイルの良い人がいますが、年をとると見事に肥満体型の人が多いのが目に付きます。

日本の明らかに痩せすぎの女性たちも不健康そうでどうかと思いますが、イギリス人女性にはもうちょっとがんばってダイエットしてもらわなければ、と強く主張しておきたいところです。



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2004年08月29日

ノッティングヒル・カーニバル2004

カーニバル!

今日は8月月末のバンクホリデー恒例となった、ノッティングヒル・カーニバルを見てきました。

同カーニバルは1965年に始まり、今回がちょうど40回目。
カリブを中心とした人々のパレードやライブパフォーマンス、ダンス、大道芸などが行われるロンドン最大級のカーニバルで、BBCニュースによると、2日間で100万人以上もの人出が見込まれるとのことです。

現在では映画がヒットするなど、すっかりロンドン西部を代表するお洒落な高級住宅地になってしまったこの地域ですが、60年代まではカリブ系移民が多く住む貧困地域。
人種間の緊張の時代を経た後に、民族の意識を高揚させることを目的として始まりました。

さて、ノッティングヒル・ゲイトの駅を降りると、ものすごい人、人、人。
この日は時折にわか雨の降るあいにくの(というかいつもどおりの)お天気でしたが、会場に近づくと、レゲエを中心とした大音響の音楽や、ホイッスルが聞こえ、数々の露天も雰囲気を盛り上げます。

そしてパレードは、華やかな衣装をまとった子供たちや、レゲエライブなどに混じって、なぜか中国の舞踏をやっている中国人集団も・・・(笑)。
カリブだけでなくいろいろな人種、民族の人たちが自由に参加していて、とても楽しいパレードでした。
観衆も、大音響のビートにのって、誰もが激しく踊りまくっています。

現在ではロンドン在住者のおよそ半分は外国人とのことですが、これだけの多くの民族が混じっていながら比較的治安も良く、それぞれのコミュニティーもしっかりと保たれているという、世界中探しても他に類を見ない多民族都市・ロンドンの魅力を凝縮したようなカーニバルと言っていいでしょう。
問題もいろいろ多いけど、やっぱりロンドンっていい町だな、と思いました。

パレードのコースは、リトル・ベニスの別名で知られる美しい運河地域のウェストボーン・パークからスタートし、アンティークなどのマーケットで有名なノッティングヒル、ラドブロークグローヴを通ってケンサルまで。

パレードの行われている通りをぐるっと一周するのに3時間ほどかかりましたが、綺麗な町並みの地域なので、楽しく歩けました。
警察も1万500人体制で警戒に当たっていたとのことで、危険な雰囲気もまったくなかったです。

明日は最終日で、さらなる混雑が見込まれるそうですが、近くの方はぜひ行かれてみては。
ちなみにオフィシャルサイトはこちらです。



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2004年08月28日

ゴミと間違え作品を捨てる美術館

ロンドンの観光名所、というと、セントポール大聖堂やロンドン塔をはじめ、かなり年代物が多いですが、ミレニアム事業により近年お目見えした新たな観光名所もなかなか好評のところが多いようです(ただしミレニアムドームを除く)。

そのなかでも、世界最大の観覧車であるBAロンドンアイと並んで大人気と言えるのが、ミレニアムブリッジのたもとにそびえ、2000年に旧火力発電所を改築して作られたテート・モダンでしょう。

テート・モダン

内部は大胆な吹き抜けになっていて、建物の作り自体がとても印象的で、僕もお気に入りの場所の一つです。
そして、展示されている数々の現代アートも、奇抜なアイディアのものが多くて、なかなか不思議な気分にさせてくれます。

常設展示は3階と5階にあって、筆者が大好きなシュールリアリズム画家であるマグリットやダリ、キュビズムで有名なセザンヌ、ピカソなどの絵画の展示もさることながら、不思議なオブジェや映像作品が数多くあるのが面白いところです。

そして、金曜と土曜日はなんと午後10時まで開いている、というのも、ロンドンの基準からしたら驚くべきことです。
夜に訪れると、対岸に見えるライトアップされたセントポール大聖堂やミレニアムブリッジがとても綺麗に見えてお勧めです。
また同僚から聞くところによると、最上階のモダンブリティッシュ・レストランも景色がよくてなかなか良いらしいので、僕はまだ行ったことがないのですが、いずれ行ってみたいと思っています。

ところで、ロンドンのギャラリーを訪れていつも疑問に思うのは、イギリス人で有名な画家といえばせいぜいターナーくらいだし、彼らはアートにいったいどの程度興味があるのだろうか・・・、ということ。

ですが、やはりイギリス人には芸術を理解するのは無理なのではないか・・・、と思わせる衝撃的な出来事が、昨日のニュースで報道されていました。

BBCニュース(オンライン版)が報じるところによると、テート・モダン内の掃除夫が、アート作品のオブジェの一部を構成するゴミ袋を投げ捨ててしまったことが明らかになったそうです。

問題の作品は「自己破壊アート」と呼ばれるもので、ドイツ出身のアーティスト、メツガー氏(78)による作品。
作品内のゴミ袋には、新聞紙やボール紙、他のさまざまな紙が詰め込まれていました。

これについて、美術館側のスポークスマンは、同局のインタビューに答え、

「この作品はいくつかのエレメントによって作られており、そのうちの一つがゴミ袋だったのですよ。これは必要不可欠なパートで、すぐに見つけ出しましたが、残念ながらひどく損傷を受けておりました。しかし、すぐに新たなゴミ袋に取り替えております。」

と話しており、かなり重要な役割を果たす部分だったことが伺えます。

しかし、一方で掃除夫の方は、

「単なるゴミだと思ったよ。」

と呑気に答えている模様。

たしかに、そんな紛らわしい作品もたくさんありますが、まさか捨てられてしまうとは・・・。
でも、こんなユーモアあふれるニュースがしょっちゅう流れるイギリスってちょっと素敵です。



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2004年08月27日

信号の謎

イギリスに来て驚いたことの一つが信号機です。

日本にいたときは、信号機は、

青→黄→赤→青→・・・

という順番で変わると信じて疑ったことはありませんでした。

しかし、他の国はどうなのか分かりませんが、少なくともイギリスの信号の多くは、

青→黄→赤→黄→青→・・・

といった具合に、赤から青に変わる時にも、間に黄色が入るものが多いです。
これを知ったときは、ちょっとしたカルチャーショックでした。

もう一つショッキングだったのは歩行者用の信号です。
といっても、歩行者用の信号の変わり方自体は基本的に日本と同じです。
ところが日本と違うのは、青が点滅しているときに、すでに車道側は赤から「黄色」になっているのです。
したがって、青が点滅してる、と思って慌てて横断しようとすると、気の早いドライバーが発進させた車に轢かれかねません。
これには注意が必要です。

日本人にとってさらにショッキングなことは、赤信号で止まる歩行者が皆無である、という事実でしょう。
日本のように、車も来ていないのに信号待ちをする歩行者、というのを、こちらではほとんど見たことがありません。
それどころか、車が来ていても、ちょっとした間隙をついてすばやく渡る人が多いです。

嘘だと思うなら(思わないか)、下の証拠写真を見ていただければ、いかに老若男女、誰もが信号にとらわれずに悠然と道路を横断しているかお分かりいただけるでしょう。

赤なのに・・・

これは、近くに警官がいても、とがめるようなそぶりはまったく見られないので、おそらく公認されているようです。

さらに、地面をよく見ていただくと、ご丁寧にも、へたくそな字で「右を見ろ」やら「左を見ろ」などと忠告までしてくれている始末。
これなど、道路公団(?)自らが率先して、信号無視をそそのかしているのではないか、と疑いたくなります。

かくいう筆者も、この一年ですっかり赤信号の渡り方を身につけてしまったわけですが、日本で白い目で見られないか、今から少し心配です。



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