2004年10月09日

BBCの米大統領選挙・テレビ討論会中継は・・・

お前らはケリー候補の応援団かい!と思うほど(まあ、僕もだけど)ケリー候補よりの発言が多い番組構成でした。

イギリスでは終了するのが深夜4時過ぎだったので、見てる人はあまり多くはなかったのではないかと思うのですが、一度は見ておかなくては・・・、と、今回はお茶をいれつつテレビの前に陣取りました。
そう。テレビを見るときにはお茶をいれるというのが、イギリス在住者の最低限のマナー(?)というものなのです。

討論自体の内容についてはニュースなどで報道されているのでここでは多く書きませんが、やはりケリー氏の巧みさ・落ち着きぶりが目立つものでした。
一方のブッシュ大統領も、1回目の討論ほどはうろたえた表情などは見せていなかったので、今回についてはそれほど大差をつけられてはいないかもしれません。
ブッシュ氏は、一見、頼りなさそうに見せておいて、「お、意外となかなかやるではないか」と感じさせるのが得意なので、そういった持ち味は出すのには成功していたのではないでしょうか。

それにしても驚いたのは、BBCのニュースキャスターやレポーターなどが、みなケリー氏を擁護する発言を繰り返していたこと。
このあたり、今のイギリスの世論を代弁していると言ってもいいかもしれません。

「ケリー氏はイラク問題、幹細胞研究、医療保険制度などさまざまな点で大統領を批判していましたが、投票行動への影響はあるでしょうか?」
とアナウンサーが聞くと、リポーターは、
「非常に大きな影響があるでしょうね。大統領は大打撃を食らったと思いますよ!」
と鼻息荒く答えたり(おいおい・・・)。
また、討論会後に民主党のスポークスマンに長々とインタビューしたのに、共和党にはしなかったり、と。

世論調査によると、イギリスでもケリー候補の当選を望む人が圧倒的多数とのことなので、そういった空気を反映してのことなのでしょうが、国営放送がここまで肩入れした報道をしていたというのがびっくりでした。

おりしも、この日はイラクにおいて人質となった英国人技師・ビグリー氏が殺害されるというショッキングなニュースもあったばかり。
最新のオブザーバー紙の世論調査では、政党支持率でもついに保守党が労働党を逆転したとのことで、ますますイラク問題への批判が高まっている空気を感じます。
来年5月といわれる総選挙では、ひょっとすると労働党政権の崩壊という歴史的瞬間を見ることになるのかもしれません。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(6) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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