2004年10月20日

気になるゴミの行方

何を隠そう、筆者は日本にいたときは、町田市のごみダイエット忍者・ワケ丸くんも一目置くほどのゴミ分別マニアでした。

日本国内で引っ越したときだって、その地域でのゴミの分別や出し方には気を使うのに、ましてや外国でのゴミの出し方なんて見当もつかず、最初は戸惑ったものです。
しかも、ヨーロッパといえば環境をとても大事にする地域、というイメージ。

しかし、筆者が引っ越してきて以来、そんなイメージが覆るのには1週間もかかりませんでした。
というのも、地域によって多少違うかもしれませんが、少なくとも筆者の住んでいる地域でのゴミの出し方はきわめて簡単なのです。
筆者のフラットでは、各部屋ごとに1つずつ、下の写真のようなゴミ箱が支給されています。

ごみ

分別なんてお構いなし。ここにとにかく入れておけば、週1回(ここら辺は水曜日)、回収に来たときに持ち去ってくれます。
住んでいる側としては、暇なときに出せて、回収日がいつなのかを意識する必要もない非常に楽なシステム。
しかしながら、早朝から各ゴミ箱のゴミを集めて、マイペースで走り続けるゴミ回収車の周りをあっちこっちにひたすら走り回るゴミ回収人の姿は、かなり悲惨なものがありますが・・・。

一番驚いたのは、ゴミの分別がほぼ存在しないことです。
しかも、イギリス人はあまりそういったことに関心がない様で、回収されたゴミがいったいどのように処理されているのか周りに聞いてみても、つぶやきシローの行方のように、誰一人として知りません。
日本によくいるゴミの分別に熱心な人、というのも、少なくとも筆者の周りには皆無です。
きっと彼らにとってそんなことは、NHK「できるかな」のゴン太くんが今は白梅学園短期大学の造形室にいる、というのと同じくらい知られていないことに違いありません。

ちなみに政府の調査を見たところ、イギリスにはそもそも焼却炉が殆ど存在しないので、いまだにゴミの90%近くは焼却されることもなくそのまま埋め立てられているとか。
またリサイクル率はヨーロッパの先進国では最悪の水準なのだそうです。

一体どこに埋め立てているのかというと、友人の話では、使われなくなった廃鉱に捨てられているそうです。
黙々とゴミが廃鉱の中に運び込まれる光景を想像すると、ちょっと不気味です。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(9) | TrackBack(0) | ☆英国生活ことはじめ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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