2004年10月22日

英国の凶悪犯罪急増の理由

イギリスは比較的治安の良い国ではありますが、近年、凶悪犯罪の件数が急速に増えているようです。
特に筆者のような、うら若き美肌の少年にとっては、おちおち安心して出歩くこともできません(書いていてだんだんむなしくなってきた・・・)。

今朝のメトロ紙に、凶悪犯罪の増加についての記事が出ていました。
内務省の調査によると、ここ2年の犯罪件数は、全体としてはほぼ変化していないものの、傷害などの暴力事件の件数は下の表のように大幅に増えているそうです。

02/03年〜03/04年の犯罪件数の変化

より深刻な暴力事件 +15%
暴力傷害事件 +24%
暴力事件(傷害なし) +7%
発砲事件 +3%
性暴力事件 +7%
盗難事件 −6%
住居侵入窃盗事件 −8%
他の窃盗事件 −9%
器物損壊事件 +10%

合計 +1%

この調査結果について、内務省のスポークスマンは、
「件数が増えたのは、人々がより警察に届け出るようななったためですな。」
と答えていますが、果たして暴力事件だけをより多く届けるようになる、なんてことがあるでしょうか。

一方で、野党・保守党のデービッド・デービス「影の内務大臣」は、
「政府がいかに情報操作したところで、いまに暴力犯罪事件が手におえないほど増えているということを隠せなくなるでしょうね。全体の犯罪件数は98年よりも75万件も増えているのですよ。」
と急激な治安悪化を指摘しています。

筆者が思うに、英国の急激な治安悪化は、労働党政権が進めている移民受入政策と無縁ではないように思います。
以前にも書きましたが、イギリスが行っている毎年14万人の移民の受け入れというのは、それだけで町ができてしまうほどのものすごい数です。
今時イギリスにおいてこれだけの勢いで増え続けているのは、他にはジェイミー・オリバーの体重くらいのものではないでしょうか。

一方で保守党は、高額の年収が期待できる移民のみを認める政策を打ち出していますが、その方がまだ現実的なやり方のような気がします。
今の政府の政策を進めていくと、イギリスがますます「ミニ・アメリカ化」していくような気がして心配になります。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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