2004年11月17日

世界一暮らしやすい国

となりのデスクのフランス人Cさんが、最新の英経済誌「エコノミスト」に載っている面白い調査記事を教えてくれました。
題して「The World’s Best Country」。
世界111カ国を対象に、新しいアプローチで「生活の質」を比較しランキングを作ったとのことです。

調査内容はというと、生活満足度調査を中心に、収入、健康、自由度、失業率、家族生活、気候、政治安定性と治安、ジェンダー平等性、家族及び地域生活といった要素を加味したとのこと。

「落ち葉」とか「パワー不足」などの理由でしばしば止まるといった意外性をいかんなく発揮する鉄道や、脳腫瘍の手術に半年待ちなどといった優れた医療保険制度を持つイギリスは、さぞかし上位にランクされているはずです。

ところが、ふたを開けて見るとイギリスは29位に低迷。
これは拡大前EU15カ国の最下位であり、すぐ後ろを見ると韓国、チリ、メキシコ、バルバドスといった国々が迫っています。

ちなみにトップはイギリスのお隣のアイルランドで、これは1人当たりGDP4位、低失業率や政治的自由度、さらに古きよき家族や地域社会が残っていることなどが評価されたそうです。
また、日本は17位で、アジアではシンガポールの11位に次ぐ順位。
そしてアメリカは13位でした。

詳細は以下の通り、北欧を中心としたヨーロッパが上位を独占しています。
ただ、細かな得点の出し方などが書かれていなかったり、南欧の評価が妙に高かったり、どことなく怪しさを感じるランキングのような気もします。

かつて日本の全国住み良さ都市ランキングで、秋田県大曲市が3年連続1位になったのと同じ臭いを感じます(大曲市のみなさん、ごめんなさい)。
ただし、僕は大曲市に行ったことはないし、大曲名物の雪国花火ラーメンも花火おかきも大学イモも食べたことがないので、そのすばらしさに気づいていないだけなのかもしれませんが。

それはともかく、海外移住を考えている方は参考にされてはいかがでしょうか。

1 アイルランド
2 スイス
3 ノルウェー
4 ルクセンブルク
5 スウェーデン
6 オーストラリア
7 アイスランド
8 イタリア
9 デンマーク
10 スペイン

11 シンガポール
12 フィンランド
13 アメリカ
14 カナダ
15 ニュージーランド
16 オランダ
17 日本
18 香港
19 ポルトガル
20 オーストリア

21 台湾
22 ギリシャ
23 キプロス
24 ベルギー
25 フランス
26 ドイツ
27 スロヴェニア
28 マルタ
29 英国
30 韓国

31 チリ
32 メキシコ
33 バルバドス
34 チェコ
35 コスタリカ
36 マレーシア
37 ハンガリー
38 イスラエル
39 ブラジル
40 アルゼンチン

以下
60 中国
65 モロッコ
71 インドネシア
80 エジプト
92 南アフリカ
93 パキスタン
105 ロシア
108 ナイジェリア
110 ハイチ
111 ジンバブエ



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2004年11月16日

突然の停電に襲われる

午後8時。いつもどおり帰宅しようと近所まで来たところで、妙に近所が真っ暗なことに気づきました。
下の写真がそのときの通りの模様です。

停電

神に誓ってカメラカバーをはずし忘れてとった写真などではありません。
いつもは街灯や家から漏れる明かりが見えるのですが、このときは本当に真っ暗でした。
これだけ真っ暗であれば、たとえ全身白装束に身を固めた「パナウェーブ研究所」の一行がそばを通りかかったとしても、闇にまぎれてしまうに違いありません。

さらに、各家では住人が懐中電灯やろうそくを手に室内や外を照らしている様子。
不思議に思いつつ自分のフラットに戻って電気のスイッチを入れたところ、なんと部屋の明かりがつかないのです。
しかも明かりだけではなく、ボイラーも、プラズマテレビも、DVDレコーダーも、何もスイッチが入りません。
でもよく考えてみたら、プラズマテレビとDVDレコーダーはもともと僕の部屋にはないのでした。
というわけで、これはどうやら停電している模様です。

ひょっとしてテロ!?と一瞬思ったものの、考えてみると、昨夏8月28日にもロンドン南部で大規模な停電があり、交通機関などが大混乱に陥ったことがありました。
そのときは定期検査による送電線停止エリアでの変電所故障などが原因だったとのこと。
きっと今回も設備が故障したに違いありません。

困ったことに、ボイラーのスイッチが入らないということは、セントラルヒーティングや温水も使えないことを意味します。
とにかく真っ暗では何もすることがないし、風邪気味でもあったのでさっさと寝ることにしました。

最低気温0度の中、暖房がないのは厳しいので、真っ暗な中、コートを着込んだまま手探りで布団をかぶって寝ました。
本来なら暖かいシャワーを浴び、鼻歌を歌いながら料理でもしてるはずだったのに(号泣)

と思って寝ていたら、1時間半ほど後にいきなり復旧しました。
とりあえず大事には至らずほっとしました。

ちなみに翌日の新聞などで探してみたものの、停電があったなどといった話は一切報じられていませんでした。
たしかにあたり一帯が停電していたはずなんだけど、この程度のことではニュースにはならないのかなあ。
あれはいったいなんだったんだろう・・・。



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2004年11月15日

失礼なイギリス人

イギリスで日本のニュースが報じられることは、モト冬樹の髪の量のように少ないです。

しかし、そんなイギリスでも日本の皇室関連のニュースは比較的大きく扱われる傾向があるように思います。
やはり、皇室を持つ国同士、興味が引かれるのかもしれません。

今回の紀宮さまの婚約内定のニュースも、「METRO」紙など各紙に写真つきで報じられていました。
しかし、その記事で一つだけ気になったことがあります。

それは、同紙で紀宮さまの名前が繰り返し「Princess SAYAKOM」と書かれていたこと。
サヤコム・・・。

まるで、今にもつぶれそうな新興IT企業のような名前で、きわめて失礼な話です。
こんな名前では、がんばってもせいぜいライブドアあたりに買収されるのがいいところではないでしょうか。

考えてみると、僕もイギリスで名前を間違われたことが数知れずあります。
先日、発表にいった学会では、苗字と名前のつづりが両方とも間違っていたため、ほとんど別人のようでしたし、請求書などもよくつづりが間違っています。
ちなみに、僕は決して燕東海林太郎兵衛宗清とか、セレィアルヴィオレ・アレィストヴィーユといったややこしい名前ではないし、スネオヘアーとかイジリー岡田のような、いかがわしい名前でもありません。

なぜ、たった数文字の名前を彼らはこんなにもことごとく間違えるのか、イギリス人の不思議なところです。



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2004年11月14日

マーガリンの危険性

下の写真のように、イギリスのマーガリンには日本にはない注意書きがあります。

マーガリン

ちょっと見づらいですが、下から3番目に「Virtually Trans Fat Free」と書かれているのがお分かりでしょうか。
これはトランス脂肪酸の成分表示で、イギリスのマーガリンには大抵このような表示があり、5%以下となっていることが多いです。

さて、ここでいきなりトランス脂肪酸と言っても、南伸坊さんとどう違うの?という方もいるかもしれません。

実は不飽和脂肪酸には2種類あって、それぞれシス型とトランス型と呼ばれますが、化学式は同じでありながら、右手と左手のように鏡に映した姿(鏡像体)の構造になっています。
そして、通常、生物が利用するのはシス型のみで、トランス型は天然の生物界にはほとんど存在しないのですが、マーガリンの製造過程では工業的に脂肪酸に水素を添加するため、かなりの量のトランス脂肪酸が生成してしまいます。
そして、近年になって、このようにして生じたトランス脂肪酸が体に取り込まれると正常に機能しないため、動脈硬化や心臓疾患、痴呆のリスクが高まるという報告が次々と明らかにされているのです。

筆者の予想では上の説明はほぼ全員に読み飛ばされたかと思いますが、とにかくアメリカではすでに含有量の表示が義務付けられていますし、デンマーク、オランダ、ドイツではトランス脂肪酸を含むマーガリンは禁止されているとのこと。
また、イギリスでも筆者が見る限り多くの製品で表示がなされているようです。

一方、日本ではというと、下の表のようにほぼすべての製品で、多量のトランス脂肪酸が含まれているのが現状のようです。

雪印ネオマーガリン (225g) 雪印乳業 13.8%
ラーマソフト (400g) 日本リーバ 11.8%
明治コーンソフト (450g) 明治乳業 10.9%

もともとマーガリンといえば、植物性で健康にいいという触れ込みだった筈なのに、ずいぶんと落ちぶれてしまったものです。

トランス脂肪酸が体内で悪さをするメカニズムはまだよく分かっていない部分が多いそうですが、日本のマーガリンはもちろん、イギリスの「Trans Fat Free」のマーガリンでもやはり5%は入っているわけで、なるべく摂らないに越したことはなさそうです。



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2004年11月13日

女王の隣に露出狂!?

イギリスの方が日本より面白いなあ、と思うのは、新聞です。
新聞は大きく分けると高級紙と大衆紙があって、高級紙には有名なタイムズや、デーリー・テレグラフといった保守系の新聞や、ガーディアン、インディペンデントといったリベラル系の新聞が含まれます。
一方、有名人のゴシップ記事が中心の大衆紙には、サン、デーリー・メール、デーリー・エクスプレスなどがありますが、筆者は大衆紙を見ることは一切ないので、残念ながらどんな記事があるのかは知る由もありません。

ところで、先日、デーリー・メール紙(オンライン版)を読んでいたところ、面白いニュースが出ていたので紹介しますね。

記事によると、先日、ケント州カンタベリーにて、エリザベス女王が出席してイラク派遣を終えた兵士へのメダル授与式が行われたのですが、その際にちょっとした騒動がありました。
リンク先の写真を見ていただければ分かりますが、なんと女王の隣に座っている兵士のキルトがめくれ、スカートの奥まで丸見えになっているのです。

問題にされているのは、式典に出席したサイモン・ウェスト大佐。
彼は不適な微笑をうかべて写真に写っているため、わざとやったのではないかとの疑いがもたれていますが、同氏からのコメントはなく、真相は謎に包まれています。
いずれにせよ、彼もこんな大騒動になるとは思ってなかっただろうに、ちょっとかわいそうな話です。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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