2004年11月07日

日系のヘアサロン

先日、ロサンゼルス公演を成功させた綾小路きみまろにも勝るとも劣らないほどの国際派セレブの筆者にとって、海外生活に慣れるのにそれほどの時間はかかりませんでした。

しかし、イギリスで困っていたことの一つが散髪です。
言葉の問題もあるのかもしれませんが、現地のヘアサロンではいまいち思ったようなスタイルになりません。
やはり、絶頂期の内田有紀をも髣髴とさせる筆者の艶やかな髪を切るのは、イギリス人には無理なのでしょうか。

そんな中、いつもおしゃれな日本人Tさんにロンドン西部にある日系の美容室Kを紹介してもらって、行ってきました。
そこは、日本人学校が近くにある立地もあり、店内は、スタッフ、お客ともすべて日本人。
まるで日本にいるような錯覚を覚えます。
切ってもらったのは、ロンドンに来て3ヶ月という若いマッチョな美容師さん。

そして、髪を切ったあとに髪を流してくれたり、マッサージをしてくれたり、サービスはまさしく日本そのものです。
実はイギリスのヘアサロンでは髪を切ったあとに流すということをしないので、散髪にいったあとは誰もが風が吹くたびに短い毛がパラパラと落ちる、という怪しい人になってしまうのです。

異国での日本人同士、会話も弾みます。
ちなみにイギリスで出会った日本人同士が話すことといったら、ほとんどがイギリスの悪口です。

そして、髪の仕上がりもばっちり。
次回は久々にここでカラーもしようかと思います。

う〜ん、すばらしい。
ここはまさしく日本だ。日本に違いない!
そう確信して、筆者は会計に立ちました。

「はい。19ポンドになります〜。」

・・・やはりここはイギリスでした。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(22) | TrackBack(0) | ☆英国生活ことはじめ! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月06日

大英博物館もストライキ

少し前の話になりますが、毎日新聞の社説で珍しくイギリスについて取り上げられていたので、少し長くなりますがそのまま引用します。

ーーーーーーーーーーーーーーー
社説:英国の公務員削減 日本も議論を始める時期だ

 英国財務省が中期歳出計画を発表した。08年3月末までに公務員を約2割、10万4000人削減し、生じる財源を医療や教育分野に回すという。組合は猛反発し、野党も放漫財政を公務員に転嫁するものと批判している。

 英国は今、労働党政権だ。労働党政権が公務員の削減を打ち出し、保守党がこれを批判する。左とか右とかいう色分けが意味を失った時代ならではの現象だろう。

 来春の総選挙目当ての人気取りという分析もある。しかし英国の財政状況をみれば、歳出の財源はほぼ100%国税収入だ。単年度では無借金。欧米諸国が財政再建に努力した90年代に、英国もまた財政再建に成功した。

 他方、日本の歳出の国税収入の割合は、03年度で51.1%。半分は借金という惨状だ。90年代初頭に国税収入の割合を約9割まで引き上げた日本だが、その後の十数年の放漫財政で5割にまで転落した。先進国ではもちろん最低だ。

 財政の優等生の英国で公務員削減が議論され、最悪の日本では議論すらないことに衝撃を受ける。
(以下略)
ーーーーーーーーーーーーーーー

というわけで、読んでいただければ分かる通り、日本の新聞に取り上げられるほど大胆な公務員削減計画がブラウン財務大臣によって夏に発表されていました。
しかし、当然ながら組合は猛反発。
そして、ついに5日(金)に大規模な一斉ストライキが行われたのです。

BBCニュースによると、今回のストライキは93年以来最大規模のもので、運転免許試験場や、パスポートセンター、図書館、そして大英博物館を含むいくつかの博物館も閉鎖されたとか。
さすがスト王国だけあって、昨年行われた消防署ストライキにも勝るとも劣らない大胆不敵なストライキっぷりです。

幸い、筆者自身は影響を受けなかったものの、公務員がストライキをすること自体、日本では考えられません。
そもそもこれだけ大規模なストでありながら、筆者がまったく影響を受けていないという時点で、いかに彼らの仕事が大したものでないかがうかがい知れようというものです。

組合代表のノリス氏は、
「私たちは人員削減について、重要なことは何一つ知らされていないままです。」
と訴えています。
しかし、ブラウン財務大臣は、
「ストライキによって計画が影響を受けることはありません。」
と強気の発言をしている模様。
これだけ反発の強い政策をこともなげに実行できるブラウン財務大臣はなかなか素敵です。

この両者、日本でいえばサッチーVSミッチーも真っ青の激しい戦いを繰り広げていますが、まだまだ波乱が続きそうです。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(4) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月05日

11月は花火の季節

日本で11月といえば、11月11日の「ポッキー&プリッツの日」を除いてさしたる重要なイベントも思い当たりませんが、イギリスでは11月5日がガイ・フォークス・デイにあたるので、あちこちで盛大に花火が打ち上げられます。

説明しよう。
ガイ・フォークス・デイは、今から399年前の事件に端を発します。
1605年、スコットランド王であったジェームス6世がイングランド王ジェームス1世として君臨することに反対する一味が、国会議事堂を爆破する計画を企てました。
彼らは国会議事堂を開会式の日に爆破することにより、ジェームズ1世と国会議員を暗殺する計画でした。

ところが、内通によりこの企てを察知した国王側の人間により国会議事堂が捜索され、11月5日の未明に、36樽の火薬を点火すべく地下室に潜んでいたガイ・フォークスが逮捕されたのです。
彼らは、翌1606年1月にロンドン塔にて処刑されました。

というわけで、この日の前後には、花火を打ち上げて盛大にお祝いをするようになったのですが、筆者が予想するに、上の数行は殆どの人に読み飛ばされたことでしょう。

ちなみに日本が世界に誇るポッキーは、食べたときに「ポッキン」という音がするからその名前がつきました。
また「ポッキー&プリッツの日」は、ポッキーを4本並べると1111のような形になることから11月11日となったわけですが、こちらもガイ・フォークス・デイに勝るとも劣らぬ深遠な由来と言えるでしょう。

あまりうまく撮れなかったのですが、イギリスの花火の写真も撮ってみました。

イギリスの花火

イギリスの花火は、日本の線香花火のような悠長なものではなく、ほとんど打ち上げ花火で、あちこちからひっきりなしにドカーン、バコーンとうるさくてたまりません。
とはいえ、今年8月に施行された「花火法」により深夜11時以降の花火が禁止されたため、昨年よりはだいぶましな気がします。

ちなみに日本記念日協会によると、日本で11月5日は、「いい5世代家族の日」だそうです。なんだそりゃ。




posted by fumifumi at 00:00| Comment(8) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月04日

〆切に追われる

以前にもちょこっと書きましたが、ある月刊誌に1年にわたって4〜5ページほどの連載を書くことになり、その〆切に追われています。
その雑誌とは、医療系の業界に身をおくもので知らぬものはいない、N書店の看板雑誌M誌です。

張り切って書き始めたものの、書きながら柄にもなくちょっと緊張しています。
というのも、この雑誌、有名大学の教授らが最先端の医療研究や技術などを事細かに論じる非常に高尚な雑誌なのです。
とても「イギリスのステーキは素敵〜☆」 などと、くだらないギャグを書けるような雰囲気ではありません。

かといって、ありきたりなことばかり書いても仕方がないので、どうしたものか難しいところです。
たとえば銀行や保険の手続きとか、そういった実務的なことばかり書いても読んでいてつまらないだろうし。
なので、体験記的なものを中心にしつつ、ノウハウや心構えなどについても織り交ぜるような形にしようか、と思って執筆中です。
アメリカの競争社会とは一味違ったイギリスのラボの魅力がうまく伝わればいいのですが、どうなることやら・・・。

この連載を読んでいただいて、少しでもイギリスに研究留学に来ようという被害者 意欲的な方が増えてくれれば、この上ない喜びです。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(10) | TrackBack(0) | ☆英国バイオラボ見聞録! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年11月03日

米大統領選挙後の反応

予想通りの大激戦となったアメリカ大統領選挙は、もちろんここイギリスでも非常に大きな関心を集めました。

BBCテレビでは翌朝まで開票速報を特別体制で放映。刻一刻と入る最新情報を伝え、筆者をはじめ多くの人々がテレビの前に釘付けになったのではないでしょうか。
思えば僕自身、記憶を遡ってみても、これほどまでに各州の選挙人獲得数とにらめっこしながらテレビに釘付けになったのは、「アメリカ横断ウルトラクイズ」の「大統領選挙クイズ」のとき以来です。

一夜明け、オフィスでもやはりこの話題で持ちきりでした。
同僚の一人は、
「あのサル顔の大統領、こんどはきっと朝鮮やイランに戦争に行くつもりよ。いやねぇ。」
などと言っていましたが、おそらく今日一日だけでイギリス中のオフィスや家庭で同様の会話が6千万回くらいは行われたことでしょう。
イギリスにおけるブッシュ大統領の嫌われぶりといったら相当のもので、ドラクエでメタルスライムと一緒に出てきた爆弾岩にも匹敵するほどです。

新聞でもやはりこの話題が大きく扱われ、「メトロ」紙でも1〜5面ほぼすべてが大統領選挙関連のみで埋め尽くされていました。
記事の内容としては、アメリカや日本での報道とさほど変わらないでしょうが、いかにもイギリスらしい面白い話もありました。
同紙によると、イギリスの賭け屋ブックメーカーは、早くも次回2008年の大統領選挙のオッズを公表しているそうです。
それによると、ヒラリー・クリントン上院議員が6倍。そして、副大統領候補だったジョン・エドワーズ上院議員が11倍で続いているとか。

ちょっと気が早いけど、はたして予想通りになるのか、それともひょっとするとブッシュ弟だったりして・・・。



posted by fumifumi at 00:00| Comment(10) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。