2004年12月02日

異常気象のロンドンの冬

イギリスで生活していると、冬はなんだか陰鬱な気分になってきます。
それは決して「安部なつみ紅白辞退」のニュースを聞いて筆者がショックを受けた、という理由からではありません。
いや、実はそれも多少は無きにしもあらずなのですが、最大の理由は、イギリスの冬が長くて寒い上に非常に雨が多く、日照時間が極端に少ないことにあります。
この日照時間の少なさというのは、実際住んでみると想像以上に人間の感情に大きな影響を与えるものだな、と実感します。

ところが、今年の冬は例年とはかなり様子が異なるようです。
先日の「メトロ」の記事によると、先月は過去46年間でもっとも雨が少なかった11月なのだそうです。
降雨量はイギリス全国平均で46.1mmと、実に予想の半分しか降らなかったとのこと。
そういわれてみると、去年のこの時期は毎日のように雨ばかり降っていた気がしますが、今年はこれまでのところほとんど降りません。
ちなみに東京の平年は、イギリスとあまり変わらず89.1mmだそうです。

気象庁の専門家は、これについて、
「例年ならこの時期は南西から湿った風が吹いてくるのですが、今年は北や東から吹いているのが原因です。」
と話しています。

ヨーロッパでは昨夏に前代未聞の猛暑に襲われ27,000人以上の死者が出たことは記憶に新しいですが、英国気象庁とオックスフォード大学の予測では、地球温暖化により、今世紀半ばには昨夏のような猛暑が2年に一度の割合でやってくるようになるとの予測もあわせて発表されています。

以前から地球温暖化については指摘されていますが、ここ数年はとくに、気候のバランスが崩れつつあることを実感する機会が世界的に増えているように思えてなりません。


posted by fumifumi at 00:00| Comment(14) | TrackBack(0) | ☆英国びっくり体験記! | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。