2004年10月23日

昼休みに酒を飲む!?

筆者のラボでは、金曜日にみんなで近所のパブに出かけます。
パブといっても、歌舞伎町にあるようなエッチななんたらパブに行くのではなくて、パブリックハウスの略で、イギリスではどこの街角にもある憩いの場なのです。
多くのパブは昼にはランチメニューも提供しているので、フィッシュアンドチップスなどイギリスらしい昼食をとることができます。

ところが、このパブで驚いたのは、午後も仕事があるにもかかわらず、同僚のイギリス人の多くがビールを飲むことです。
そもそも筆者はワイン派なのでビールはほとんど飲まないのですが、いくら金曜日だからって昼間っから酒なんて飲むか・・・?とはじめは思ったものです。

しかし、このほどぺニンスラ・エンプロイメント・ロー・コンスタンシーが行った調査によると、なんとイギリスの会社員のうち68%が、ランチにアルコールを飲むと答えたそうです。
またもう一つびっくりしたのは、その理由として最も多いのが、「アルコールを飲まなければリラックスできないから」だとか。
なんと安直な理由でしょうか。
まるで、横浜市営地下鉄の「新横浜」駅の一つ北の駅が「新横浜北」駅というくらいの安直さです。
ちなみに「新横浜北」駅は、数年前、新横浜と間違えて降りてしまう乗客があまりに多かったため「北新横浜」駅に改称されたのですが、どちらでも大して変わらないと思うのは筆者だけでしょうか。

・・・話を元に戻しますが、さらにイギリス人の33%は週に3回以上アルコール飲料を含むランチ(リキッド・ランチ)をとり、76%はリキッド・ランチをとったあと、軽く酔っ払った状態で会社に戻ると答えています。
日本だったら、お前らみんなクビだよ・・・とも思うけど、よりリラックスして生活できることが仕事よりも大事、というのが、いかにもブリティッシュな発想のようです。



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2004年10月21日

イギリス最強の食べ物

当然のことですが、各国の料理にはそれぞれの特徴があります。
たとえば、和食とイタリア料理にはある共通点があると言われるのをご存知でしょうか。
それは、両者とも素材の持ち味を生かすという点です。
ですから、イタリア料理が比較的日本人の口に合う、というのもこれを考えれば納得いくものがあります。
でも一方で、日本人にとってなじみやすいかどうかだけでその国の料理が美味しいか否かを判断するのは、決してフェアーな態度とは言えないのではないでしょうか。
日本人には評判の芳しくないイギリス料理にだって、独自の良さという物が必ずあるはずです。

筆者は、1年以上にわたってイギリス料理の特長について考えつつ、あらゆる料理を食べてきました。
そして、上記のような考え方を踏まえ、きわめて客観的かつ公平な視点からみた自分なりの評価や考えというものがある程度固まってきたのですが、イギリス料理の良さについて、筆者なりに導き出した結論をあえて一言で言い表すとするならば・・・「やっぱりマズい(T△T)」

さて、そんなイギリスの食べ物の中でも、最も強烈な食べ物といわれ、スーパーなどに行けば必ず置いてあるのが下の写真の「マーマイト」です。

マーマイト

この美味しさが如何ほどのものかは、かつて日本テレビ「爆笑大問題」の中の「世界一不味い食べ物コンテスト」で見事優勝したというエピソードからもうかがい知ることができるでしょう。
もともとは戦時中の配給から始まったというこの食べ物の正体は、容器にも書いてあるとおり、イースト・エクストラクト(酵母抽出物)です。

イースト・エクストラクトは、実はバイオ系の研究をしている人にとっては大変なじみ深いものです。
というのも、これはDNAを増幅するのに必要なバクテリア(もっと具体的に言うと大腸菌)のための培地(エサ)と同じ成分だからです。
したがって、もし全国1千万人の分子生物学者にマーマイトを見せたら、「これだけの培地から何マイクログラムのDNAが抽出できるだろうか?」とか、「キアジェン・キットのEBバッファーはまだ足りていただろうか?」などとわけの分からないことを思い悩んでしまうに違いありません。

それはさておき、実際に筆者がマーマイトを食べてみた感想は、味噌のような香ばしい香りとともに、硬くてねっとりと糸を引く冷たいコールタールのような不気味な食感でした。
特に問題なのは強烈にしょっぱいことです。
率直に行って、ありえない食べ物です。
筆者は一度食べたきり、冷蔵庫の奥底に見えないようにしまってあります。

イギリスの大きな本屋さんに行くと、なんとマーマイトを使った料理についてのみ書かれたレシピ集すら置いてあります。
これを見ても、やはりイギリス人でさえも、1冊の本にまとめなければならないほどマーマイトの処理に困っている、という何よりの証拠ではないでしょうか。

そんなわけで、イギリスに来たら一度は体験していただきたい食べ物であることは間違いありません。



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2004年10月05日

サンドイッチは危険!?

サンドイッチは言うまでも無く、イギリスのお昼の定番メニュー。
筆者のオフィスでも、過半数がお昼にサンドイッチを食べていると言っても言いすぎではないでしょう。

ところが、そんなイギリス人とは切っても切り離せないサンドイッチが、健康上、非常に危険なものである、というリポートが昨日の「メトロ」紙に掲載されていました。
記事によると、スーパーなどで売られている多くのサンドイッチには過剰に脂肪分が含まれており、最大のものでなんと一袋で一日あたりの許容量の3分の2までも摂取してしまうのだとか。

フードスタンダードエージェンシーによると、一日の最大摂取量は、女性で61g、男性で86g。
しかし、たとえばマークス&スペンサーの「チーズ&オニオンサンド」は、1袋に41.9gもの脂肪が含まれています。
ここまで多いとは、なんともショッキングな数字です。

この研究を行ったヒューイット氏は、以下のように述べています。
「脂肪分の摂りすぎは、英国の肥満問題を一層深刻にするのですよ。血液中のコレステロールが上がって、心臓発作のリスクも高まりますわ。」
と、きわめてまっとうな意見。

しかし、これに対し、店側は、
「私たちはローファットのサンドイッチもちゃんと提供しておるのですよ。さらに、顧客には栄養素についての情報だって提供しております。彼らの選択の助けとなるようにね。」
と、どこ吹く風で、あくまで消費者側の責任であることを強調する態度。

実際、マークス&スペンサーの「卵&クレスサンドイッチ」は、わずか脂肪分4.7gとのことです。
たしかに、イギリス人が脂っこいものを好むという趣向が、脂肪分過剰な商品の氾濫を招いているということはあるでしょう。
サンドイッチを選ぶときにも、脂肪分の表示には気をつけたいものです。

ちなみに、脂肪分ワースト10は以下の通りでした。

1 マークス&スペンサー チーズ&オニオン 41.9g
2 アスダ ミックスチーズ&スプリングオニオン 41g
3 グレッグス レッドレスター&スペイン産レッドオニオン 37g
4 セインズベリー チーズ&オニオン 35.7g
5 グレッグス ツナ&コーン 34.8g
6 アスダ エビマヨネーズ 34.7g
7 テスコ スモークハム&チェダーチーズ 33.1g
8 プレタ・マンジェ ハム・チーズ&マスタード 32.3g
9 テスコ 卵&クレス 30.7g
10プレタ・マンジェ 熟成チェダーチーズ&ピクルス 30.3g




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2004年10月01日

ハギスって美味しい?

今回のスコットランド旅行記も、なんとこれが7話目。
いくらなんでも引き伸ばしすぎというものなので、今回が本当に最後です(笑)

さて、スコットランドに来たら、絶対に食べなければならないのが、何といっても下の写真のハギス!

ハギスって・・・

どうです!
いかにも、美味しくなさそうな外見でしょ?

ハギスとは何かというと、羊のひき肉とともに、心臓、肺、肝臓などの内臓やたまねぎを混ぜてミンチ状にし、それを羊の胃袋につめて煮込む、という、なんとも手間と時間のかかりそうな割に、今ひとつ美味しそうな予感のしないスコットランド料理のことです!

パブなどでも食べられますが、僕はテイクアウェイのお店で2.3ポンド(約460円)で購入しました。

しかし、これが食べてみると・・・、意外と美味しい!
ちょっと塩辛くて粘り気があるけど、なんともいえないコクがあって濃厚な味わい。
歯ごたえもしっかりしているし、ラム肉のにおいが気にならない人なら、きっとこれも大丈夫でしょう。

筆者はフィッシュアンドチップスよりはこちらの方に高得点をあげたいと思いました。

ということで、スコットランドは食べ物もおいしいし人々も親切で町も清潔。まだまだ回りきれないところがたくさんあって名残惜しいのですが、なかなか充実した旅行となりました。

ちなみに今は、来月の小旅行はどこへ行こうか、考えているところです・・・。



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2004年09月13日

風変わりな寿司ネタ

日本食の代表格として、今やイギリス人でも寿司を知らない人はいないのではないかと思いますが、セインズベリーやマークスアンドスペンサーなどのスーパーに行っても、普通にパック入りの寿司が置いてあります。
ここイギリスでも、寿司はすっかり市民権を得たと言っていいでしょう。

このパック入りの寿司、ちょっとお値段が高めな上にやや干からびた印象なので、今まで買ったことは無かったのですが、よくみると面白い事に気が付いたので、今日は買ってきてしまいました。

日本食も海外へ進出すると不思議な進化を遂げる、ということを実感する商品に出会ったのです。
海外版の寿司といっても、たとえばアボカド巻きやカリフォルニア巻なら、日本人から見てもそれほど違和感無く食べられるし、筆者も決して嫌いではありません。

しかし、今日セインズベリーで出会ったのはもっと不思議なもの。
下の写真の一番右の赤い寿司ネタ。いったい何だかわかりますか?

よく見るとちょっと変わった寿司でした

一瞬、マグロかな、と思わせる色合いですが、それにしては妙につやつやしていて、やけに直線的な質感・・・。
なんとこれ、赤ピーマンだったのです。
思わず、「おいおい・・」といいたくなります。
さらによく見ると、となりには赤ピーマンの巻き寿司パックまで置いてある始末。
1年以上も住んでて、今まで全然気がつかなかった・・・。

さて、おそるおそる食べてみましたが、なんてことはない、さっぱりとして赤ピーマンそのもの。
シャリは、ちょっと硬くてぱさぱさした感じ。
ベジタリアン向けとは言え、ちょっと味気ないものです。
これで2.3ポンド(約460円)。

友人に聞いた話では、マークスアンドスペンサーにもこの赤ピーマンにぎりが存在するとのこと。
実はイギリスではなかなかの人気商品なのかもしれません。
やっぱり不思議な趣向の舌をもった人たちと言わざるをえないなあ、とつくづく感じる筆者でありました。

他にもこの国には変な寿司がいろいろありそうな予感がしてきたので、引き続き調査を続けてみたいと思うのであります。




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